真白の手を強く引いた。

「ヒュゥ~♪朝から熱いねぇ♪」

後ろから声が聞こえた。

この声は・・・・

「仁・・・」

睨みをきかしながら仁を見た。

「真白ちゃん!おはよう」

そんなオレを無視して真白に話しかけた。

「お・・・おはよう」

少し顔を赤くして仁に挨拶した。

「うわぁ超可愛い♪」

仁の手が真白に伸びた。

―触んなよ。

手を払い少し睨んだ。

「触んな」

「・・・ふ~ん・・燃えるね」

「は?」

「いや、なんでもない。じゃあね真白ちゃん♪」

真白に手をふった。

「バイバイ・・」

真白も小さく手をふった。