「あんた今更、プレゼントがどうとか言ってんの?!彼氏なのに知らなかっんかい」

「・・・プレゼントを一緒に選んで下さい」

なんであたしがっ?!?!

「一人で選べば?!」

「真白の好みとか知ってんでしょ?」

なんなのこいつ。

先輩にタメ口聞いてんじゃねぇ~よ

「わかった。」

その時、こいつの表情が一気に明るくなった。

「ありが「だだし!」

タダに協力するわけねぇだろ。

「あたしの言うこと一つ聞いてよね?」

「お金は、ありません」

「金じゃねぇよ」

「じゃあなんすか?」

「教えるわけないじゃん」

あいつの眉間にしわが寄った。