私、今…嬉しくなかった
大好きだったはずなのに、それさえも今は嫌になっていた

そんなんで私の心は揺れないから、気安く触んないでよ
そんな軽くないんだよ

触れられた瞬間、湧き上がった感情


店内に広がる閉店を示すメロディーがいつの間にか流れていて、次々に席を後にする客が流れていった

「とりあえず出よ」

言ったのは私