決めた

木曜日、ハルが一番好きな格好で行ってやる
服装、髪型、私が知る限り全てハル好みの格好して行ってやるよ



その日の予定を済まし家へついた私は、買い物袋を置きつつ、ベッドの上でいつも通り携帯を開いた

もう涙は出なくて、友達からのLINEを返していた

その時、新しくきた通知に、私の頭は一時停止


混乱する頭
落ち着け、落ち着け…
深呼吸してから、また携帯を見た
見間違いじゃない…?


もちろん、こんな混乱するLINEの送り主はharuki


これが…彼が出した答え?
暖かい涙が頬を伝う


なんで…
大っ嫌い
大っ嫌い

新しく芽生えた強い感情


『なんなの…ほんとにもう…やめて
なんでそんなこと言うの?
ぐちゃぐちゃに振り回しといて…もうわかんないよ!』

止まらない感情をぶつける

見返す彼の言葉
その一言が、どれだけ私の心を揺さぶるかわかってるの?

あんな辛い思いして、別れる決心までしたのに…彼のたった一言で…全部が壊れる