こんなこと言って、私は一体何を言ってほしいんだろう?
そんな初対面の子の彼氏事情なんて、みんなには関係ないしどうでもいい話
代表でさえ会うのは2回目で、ただ困らせるだけだ…
「すんげータイムリーだな!」
え?
驚いて下に向いてた目線を上げたら、笑顔で笑ってる代表がいた
「てかそれで今日よく来てくれたね!」
続く女の先輩
一瞬の戸惑ったけれど、次の瞬間私も笑顔になっていた
あぁ、今日、ほんとに来てよかった
気まずい空気にして、ただ困らせるだけだと思っていた
なのにみんなは、笑い飛ばしてくれた
どうでもいいし、関係ないし、少しは空気読めって怒られてもおかしくないのに…
「おし!じゃあ2次会で飲むか!」
「また飲むの〜?笑」
「いいじゃん!なあ?ゆか!」
いつもなら、お酒に弱い私は、はぐらかしてただろう
飲み過ぎで酔い潰れている大学の先輩を見ても、全くいいとは思わなかった
ああなりたくないなって心の中で思ってた
でも今日は…
「私、今日は潰れてもいい…」
小さいけど、先輩たちには聞こえるくらいの声で呟いた
全てを、忘れたい
現実が変わらないなら、記憶から消せばいい
飲むことによって、少しでも忘れられるなら…記憶が飛ぶくらい飲んで、酔い潰れたい
その間は、辛くないよね?
悲しさなんて、感じないよね?
潰れたいなんて思ったのは初めてで、心からそう思うことなんてないと思っていた
今まで馬鹿馬鹿しいと思っていた人の気持ちが、今は痛いほどわかる
6人で入ったカラオケで、ピッチャーで出てくるお酒
乾杯してからすぐ始まるカラオケコール
ルールなんてない
飲むことに、順番も決まりもない
「まあ飲もうか」
全てがノリ
何をするに関しても飲む
それに、私は抵抗しなかった
しばらくして、ほろ酔いくらいになった頃、なんとなく携帯に目をやった私は、一気に冷めてしまった
そんな初対面の子の彼氏事情なんて、みんなには関係ないしどうでもいい話
代表でさえ会うのは2回目で、ただ困らせるだけだ…
「すんげータイムリーだな!」
え?
驚いて下に向いてた目線を上げたら、笑顔で笑ってる代表がいた
「てかそれで今日よく来てくれたね!」
続く女の先輩
一瞬の戸惑ったけれど、次の瞬間私も笑顔になっていた
あぁ、今日、ほんとに来てよかった
気まずい空気にして、ただ困らせるだけだと思っていた
なのにみんなは、笑い飛ばしてくれた
どうでもいいし、関係ないし、少しは空気読めって怒られてもおかしくないのに…
「おし!じゃあ2次会で飲むか!」
「また飲むの〜?笑」
「いいじゃん!なあ?ゆか!」
いつもなら、お酒に弱い私は、はぐらかしてただろう
飲み過ぎで酔い潰れている大学の先輩を見ても、全くいいとは思わなかった
ああなりたくないなって心の中で思ってた
でも今日は…
「私、今日は潰れてもいい…」
小さいけど、先輩たちには聞こえるくらいの声で呟いた
全てを、忘れたい
現実が変わらないなら、記憶から消せばいい
飲むことによって、少しでも忘れられるなら…記憶が飛ぶくらい飲んで、酔い潰れたい
その間は、辛くないよね?
悲しさなんて、感じないよね?
潰れたいなんて思ったのは初めてで、心からそう思うことなんてないと思っていた
今まで馬鹿馬鹿しいと思っていた人の気持ちが、今は痛いほどわかる
6人で入ったカラオケで、ピッチャーで出てくるお酒
乾杯してからすぐ始まるカラオケコール
ルールなんてない
飲むことに、順番も決まりもない
「まあ飲もうか」
全てがノリ
何をするに関しても飲む
それに、私は抵抗しなかった
しばらくして、ほろ酔いくらいになった頃、なんとなく携帯に目をやった私は、一気に冷めてしまった