神社から戻ってまたバスへ。

綾愛「何をお願いしたー??」

百合「やっぱ高校生活楽しめるようにかな!!」

綾愛「藍ちゃんは??」

私 「あ、あぁ、まあね??」

綾愛「答えになってないよ…」


本当は、音弥と前みたいに

仲良くできるようにって言うことだ。

この間買い出しに行った時話した。

あれ以来話せてない。

話せてないというよりきっかけがない。

話しかけるものあれだし…待つしかない…


そして次の目的地に到着した。

水族館だ。ここからは班行動。

私は、綾愛と同じ班だ。そして

班員のもう1人女子と音弥と男子2人。


もう1人の女子と言うのは、

雪里 アリス(ゆきざと アリス)


男子の1人目と2人目は、

一ノ瀬 海時(いちのせ かいと)と

鈴木 悠斗(すずき ゆうと)


私 「悠斗くん、アリスちゃん点呼を!!」

アリス「わかった!!するね♪」

悠斗「めんどーやけどするよ。」

私 「綾愛ちゃんと一ノ瀬くんもレポ!!」

一ノ瀬「うん、感想を言う事からだね」

綾愛「リーダーまとめてね〜笑」

音弥「藍から言えよ。」

綾愛「呼び捨てだけど知り合いなの??」

音弥「幼馴染で高校で再会してからね」

綾愛「そうなんだね!!!!!」

一ノ瀬「俺だけ上の名前で呼ばれてるし笑」


こんな感じで進んでいた。

そして水族館の中へ入った。

すると百合が男子と仲良さそうに

話していた。その相手は一ノ瀬くん。


百合「一ノ瀬くんモテそう〜!!!」

一ノ瀬「そんなことないよ笑笑」


違う班なのに仲良さそうに話していた。

一ノ瀬くんは、クラスで一番顔が綺麗で

美青年と言える男子の見本だ。

音弥も一ノ瀬くんも悠斗くんもすっかり

仲良くなっていて、3人ともかっこいい

部類に入るので周りの女子からは

イケメントリオだなんて言われていた。

するとアリスちゃんの電話がなり

アリスちゃんは電話に出る。

英語をペラペラ話していた。


音弥「雪里って英語喋れるんだな」

アリス「私、クオーターで…!!!」

音弥「へぇー、いいねいいね!!」


私、全然話せないや。とか思いつつ

悠斗くんと話していた。


悠斗「ボサッとすんじゃねーよ」

私 「ごめんごめん。ついつい笑」

悠斗「お前まさかだよな??」


すぐ感づかれてしまう。

あーあ。やだな。もうバレるのか。

アリスちゃんいいな。音弥と

仲良さそうで、きっかけもあるし。

私なんて全然ないよ。


そしてお昼になった。

水族館の外に公園があり私のクラスは

そこで食べる事になった。


アリス「藍ちゃんのお弁当凄い!!!」

綾愛「女子力って感じじゃん!!!」

一ノ瀬「料理できるんだ、いいね!!」

私 「お母さん忙しくて作れないから…

昔から自分の思う通りに作るんだ♪」

音弥「藍のお母さん、看護師だもんな。」

私 「そうそう、夜間多くて…」

綾愛「そうなんだね!!大変だね…」

音弥「俺と藍の家は隣で親同士も仲良くて

よく、俺の家に来てたんだよな」

綾愛「そっか!!藍ちゃんの家行きたいなー!!」

私 「いいよいいよー!!!」

音弥「俺も行こうかな。」

悠斗「行ってやるよ笑」

一ノ瀬「お邪魔していいなら僕も…」

アリス「行きたい行きたい♪」

私 「ゴールデンウィークあたりに!!」


そんな感じで昼食は終わった。