懸命にスーパーまで走った。

と言っても、見える距離だったけれど。

傍から見たら、みっともないだろう。


「はぁ…はぁ…はぁ…」


息は切れるし、足は疲れた。
でも、落ち着いた。

かんがえたってしかたない。

少し彼方くんから離れよう。


今度こそ本当に。


そう思い直し、とりあえず今日のご飯を考えた。