ソファーに座った彼は、やっぱりまだ熱くて。


「もっかい熱はかろうか?」

「ん」


ピピピ ピピピ


はかってみたけれど、熱はまだ38.7℃で熱は0.2℃下がっただけだった。


「さなちゃ、一緒に寝よ」


少しトロンとした目で訴えてくる。

ええ?どうしよ…。
でも…

病気の時って人肌恋しいもんね。

少しだけならいっか。