4時間が経った。

亮は結愛ちゃんに呼ばれて帰っていった。

今日は泊まりで看病のつもりだったし。
とりあえず、1人でおじやを食べた。

カタカタカタっ
カタカタカタっ
カタカタカタタッ


「ふぁー!終わったー」


今日終わらせるべき仕事を終え、少し伸びをした。

んー。4時間か…。
暇だな。これから何しよう。

とりあえず持ってきた小説を読み進める。

このお話は、恋愛小説で、知華が読めと言うから読んでるのだが…

あらすじは、男運のない女の子が年上のイケメンに恋をするお話。
寝ながらイケメンがほかの女の名前をつぶやいたところから…ってか、私みたい。まぁ、この話と違うところは、私の恋は叶わないってことかな。