カーナビを設定して車を走らせる。

途中でスーパーによってスポーツ飲料を買う。


そしてすぐに着いた。


ガチャッ


「あ、咲愛さん」

「マスター!彼方くんは?」

「あ、こっちです」

「亮こっち!」

「うぃー」


マスターに導かれて、奥の部屋に入る。

そこにはソファーでだるそうに寝転がる彼方くんがいた。


「彼方…くん?大丈夫?」

「…さ、なちゃ?」

「うん。私と一緒に家に帰ろう?」

「うん…」


亮に肩を貸してもらい、彼方くんは車に乗った。