洗濯物を干し終わると既に10:00だった。


「ふたりとお散歩行ってくるー」


行ける時に行かないと、お昼突然忙しくなったりするのだ。


電車で広い公園に向かった。
その公園は、駅前なので交通の便がいい。

冬馬と雪菜をベビーカーに乗せ、公園を歩く。


「とーまもあるく!!」

いつも動きたがる冬馬を下ろして手をつないだ。
雪菜は眠いのかうとうとしている。


「とーま、おてて離しちゃダメよ」

「うん!」


冬馬のスピードに合わせながらゆっくり公園を歩いた。