「涼子さん…」


『ありがとうございます!ホントに助かります!』

と即打った。


しかし、本屋に行くと高校の同級生が、レジ打ちしていた…。

これじゃ、買えないよー。


「どーしよ」


あ!ネット!
ママゾンで買えばいいんだ!


そこからUターンした。
けど、そんな上手くいくもんじゃなく…


「あれ?倉橋?」

「…あ、…さかなくん…」

「えぇー。いい加減その呼び方変えてよ!」


見つかってしまった。

彼は坂崎 夏季くん。
略してさかなくん笑


「ごめんごめん。坂崎くん」

「あ、覚えててくれた」

「そりゃ、覚えてるよ」