…生命がここに。

ガラガラ

戸を開けると、涼子さんがいた。


「どうだった??」

「ここに…いました」

「そう。じゃあ、これからよろしくね!」

「はい」


あぁ、これから知華の所に行かなきゃ。



カフェはー…1階ね!


これから、気をつけなきゃ。


「あ!咲愛ー!」

「ごめんねー!おまたせ!」

「どうだった??」

「あー、異常なしだったよー!もー、心臓縮むかと思ったよ!」


テンション高くいないと。
打ち明けてしまいそうだから。


「よかったぁー!じゃあ、これからどうする??」

「あー、これからちょっと用事出来ちゃったの。だからー、1時までならおけおけ」

「じゃあー、なにしよっかー」

「あ、じゃあ買い物行こうか」

少しくらいなら歩いても大丈夫だよね?

「うん!じゃあ、CocoLatteいこー!」

CocoLatteは、私と知華が良く行くブランド。


「私今年白ワンピ欲しいんだよね」

「咲愛白似合う!私はスカイブルーかなー」

「似合うね!絶対!」