そんなこんなで今日は、たくさんの人から色んな質問をされた。
『どっちから告白したの!?』とか、
『いつから好きだったのー?』とか、
私は目が回りそうだったけど、コウは笑顔で答えていた。
すごいなぁー。何でもできるじゃん。
「ミイー!」
あ!ナナミだ!
私は人混みの中をかき分けてナナミのところに駆けつけた。
「ミイ、モテモテだね。」
「そんないいものじゃないよー。」
「私もいっぱい質問したことがあるんだけど~。笑」
「もう勘弁してよー!」
うわっ!ナナミの今のかおは悪魔だよ。
「あ、あとさ。あの~その~…」
「??」
「ナナッミー!どこいってたんだよ。心配したぞ!」
んん!?イクト君がナナミに抱きついてる…?
ナナミもそんなに嫌そうじゃないし…。
ど、ど、どういうこと!?