「コ、コウ?顔赤いよ?」
「う、うっせーよ!」
かわいい。はっきり言うとスッゲーかわいい。いつもも、当然かわいいけど今日は特別かわいい。
「あれあれ~?コウくんったらミイちゃんがかわいすぎて恥ずかしくて見れないんですか~?」
「…っ!」
「図星か~。 だってよミイ。」
「え、えぇーーーー!?コ、コウが!?」
くっそー。イクトのやつ俺のことをバカにしてやらぁ~。
「ほらほら~。ミイちゃんかわいいよ~。」
ん?イクトのやつミイの肩に腕まわしてんのか?
バンッ
「ミイに触ってんじゃねぇーよ。いくらイクトでも許さねぇーぞ。」
…シーーン
うわっ!最悪だ、俺。
でも、俺のミイに気安く触るからだろ。
あれがイクトじゃなかったらぶん殴ってたからな。
「アハハハー!わりぃわりぃ。ミイちゃん、愛されてるねぇー。」