でも、俺の人生はその転校で変わった。
家も席も隣の天然なアホな女の子が、俺の人生を変えた。







前までの女は、すぐ分かる作り笑顔しかみせなかったが、その女の子は
笑った顔、怒った顔、照れた顔、泣いた顔、色んな顔を見せてくれた。






すると、俺は自然にその子だけに素の俺でしゃべっていた。
自分でもビックリした。







日々時間がたつうちに段々、ものすごい勢いで好きになっていった。
笑ってる顔も、怒ってる顔も、照れてる顔も、泣いてる顔もどんな顔も好きになっていた。









俺は恥ずかしいけどトラウマで女が嫌いになったはずなのに、それでもミイのことが好きなった。