「うん!ナナミにも用事かあったから。」
「そっか。じゃあ、屋上でもいこっか。」
しゃべりながら私たちは屋上に向かった。屋上はこの学校ではあまり人気がなく、人もそんなにいなかった。
「「ではでは、いただきまーす。」」
コウには悪いけど、ご飯を食べてから話すことにした。
「「ごちそうさまでした~!」」
二人とも食べ終わったので、イクトくんに教えてもらった。
30分コウの過去の話をしていた。
途中ビックリすることも何度かあった。イクトくんの話し方がうまいので泣くことはなかったが、悲しい場面も何度かあった。
それで私は決心した。