「えぇ!?バ、バカって…。」
「そんなことね、私が言うことじゃないの。ミイが気づかないと。」
「そんなの分かないよー!一生かかっても分かんないよー。」
もうー!ナナミの意地悪。本当に一生かかっても分かんない。
もとと言えばコウが悪いんだよ。
急にあんなことしなければ、こんなに悩まなくてもいいのに~!
そのあとは、ナナミと映画を見て、クレープ食べて、プリクラをとって、買い物してと、満喫した一日を過ごした♪
「あぁ~。今日は楽しかったね♪」
「ホントに。部活オフになってよかった~。」
「今日はありがとう!ナナミのおかげでスッキリしたよ。」
「こんなので良かったらいつでも言ってね。」
「うん!!ナナミ大好き!」
「分かった分かった。」
私はナナミに抱きついた。
ナナミは笑顔で『よしよし』ってしてくれた。
ナナミが親友でよかった。本当によかった。