▼△コウ▽▲



俺も部活なんか入りたくて入ったんじゃねぇけどな。
ただ、イケメン君(ユウ)がバスケ部に入ってるから、対抗心と言うか負けたくなかったから小4からやってるサッカー部に入っただけだし。






ミイにはそんな恥ずかしいこと知られたくなかったから、隠してたけど2日でバレるとは思わなかった。




「あぁー。俺、余裕ねぇーわ。」




テレビの音しか聞こえない部屋のなかで、一人言を呟いた。

夕飯つくんねぇーと。
今日は、ミイがいつもよりイケメン君としゃべってたから結構傷ついてんだよな~。




ピーンポーン ピーンポーン



誰だよ。今は俺傷ついてルんですって。




「はーい」





「よ、よう!」





ミ、ミイ!?なんでいんだよ!




「お前、なにしてんの?」





「な、なによ!いきなりその発言失礼な!私だって来るときは来るよ。」





「わ、わりぃ。」




「うん…。」