“トン”
んん?
なにかにあたった?
上を見上げてみるとそこには、さっきまでグランドの真ん中にいたコウが目の前にいた!
「な、なんで、ここにいるの!?瞬間移動!?」
「は?お前、頭大丈夫か?やっぱり熱があるのか?」
「え?全然大丈夫。」
両手で元気ポーズをしてやった。
「なんだよ。お前がふらふら歩いてるから熱でもあるのかと思って、走ってきてやったのに…。」
「え。心配してくれたの?」
「別に。急に倒れられたら困るからな。」
「ふ~ん。(ニヤニヤ)」
「何ニヤけてんだよ。
じゃ、もう休憩終わるから。帰り道に倒れんなよー。迷惑だから。笑」
べーーー。だから、健康だって!
ムカつく~。
でも、本当は心配してくれてたんだろうな~。
そーゆー、影の優しさが好きなんだな~( 〃▽〃)
さー、帰るか!