「俺にはいえねぇーことでもあんのかよ!」




「そんなの、コウに言えないことだってあるよ!!」



な、なんだと!?俺に言えねぇーことってなんだよ!


「なんだよそれ。すきにしろ。」





あぁー!言ってしまったー。一番言ってはならないことを。これじゃ、余計しゃべりにくくなるだけじゃねぇーかよ。


あぁー、くそー!
なにしてんだよ俺。
ミイは泣きそうな顔してる。
あぁー。どうしよ、やベーな。
でも、ミイが俺には言えないことあるとかゆうから…。



なんなんだよ!言えないことって。
なんで言えねぇーだよ。




この気持ちなんだ?モヤモヤしてる。


「なぁ。コウ。」





「うわっ!なんだよイクトかよ。」





「俺で悪かったな!てか、それよりお前どうしたんだよ。そんなにキレる奴じゃなかったじゃん。」





「うっせー。今日はたまたまイライラしてたんだよ。」





「違うだろ。」






「なにがだよ。」