照れてんのか?こいつ、顔あけーぞ?


「おーーい!コーウー!」


んん??次は誰だよ!?
と思ったら、俺の幼馴染みのサイトウ イクト だった。


「イクト!?どうしてここに!?」




「いや、お前昔から方向音痴だから道がわかるかなと思って。
って、ナナミちゃん!?」



「あぁ。サイトウ君。」



そっけな!イクトはナナミちゃんに嫌われてるのか!?



「今日もそっけないな~。ナナミちゃんは~(´Д`)」



「すみません。ナナミは男の子にちょっと厳しいところがあって…。」



そーなのか。



「そーなんだ!俺だけにじゃないんだ!よかったー!って、ナナミちゃんの友達?」



「あ、私はナナミの友達のミイです!1年5組です!よろしく!」



「家が俺の隣なんだよ。まあ、色々と助けてもらってる。天然だけど。」



「天然関係ないし!」



「そーなんだ!俺はコウの幼馴染みのサイトウ イクト です!よろしく!でも、コウが女子に普通にしゃべるなんて珍しいね。」