終学活になり、みんな部活や帰る支度などで教室には私だけになりそうだったので、急いで教室を出た。


すると、教室の外にタキシマ君がいた。



「おわっ!!」



「なにビックリしてんだよ。」



「だって、帰ってると思ったから。」



「中学生。」



「あのー!!高校生なんで!!高校生じゃないとここにいないんで!」



「ケラケラケラ。やっぱおもしれー。」



なー!!!からかってんの!??




「おい!!一緒に帰るぞ」



「えぇ!?どうして!??」



「まだ帰り道がわかんねぇーんだよ。(小声)」



え、、、?道がわからない?
そんなかわいいとこあるんだ!!


「そういうことか。しょーがないなぁー」


「あ"??」



「すみませんすみません。なんでもございません。」



「ケラケラケラ」



こわっ!!人が怖がって笑うとかドSじゃん!



本性はドSかよ!


私は逆らうとなにされるかわからないから、一緒に帰ることにした。