彩香のいるところはショッピングモールだから

宿題をやるにしても一応おしゃれをする。



そして30分後、私は家を出た。



「あれ、希一じゃん。」



「おう。今帰ってきたとこ。

出掛けんの?送ってこーか?」



「ほんと!?お願い!

暑いし歩きたくなかったの。」



私は希一のバイクの後ろに乗って

彩香のいるショッピングモールを目指した。






「到着。」



「ありがとう!」



「遅くなるなら連絡しろよ。」



「希一も親みたいじゃん。

あ、今日お母さん寝てるからね。」



「はいはい、静かにってことね。」



「そういうこと。

じゃーね!ありがと!」



あたしは希一と別れて中へ入った。