凄く嬉しそうに笑う君塚くんは反則的だ……。





「じゃあ明日ね?」




ひざ枕を否定するのを諦め、弁当箱をしまう。








良い天気だなぁ。


なんて、のんびり思っていると、






「菜心、ありがと」




耳を疑うような言葉が聞こえてきた。