蒼汰 「猫、触ってもいいですか?」

女の子 「もちろん!いいですよ!」

女の子はニコニコしながらこたえた。

蒼汰 「ありがとうございます!あっ名前…なんて言うんですか?」

勇気を振り絞って聞いてみた。

女の子 「葉桜です。あなたはの名前は…?」

蒼汰 「蒼汰です蒼汰ってよんでください!」

葉桜 「あっ蒼汰さんは猫好きなんですか?」

蒼汰 「はいっ!」

猫を触りながらそんな話をしていると、

向こうから息を切らした優利が走ってきた。

が、優利が急に走るのをやめた。

どうしたんだろう?と思って優利の方を見ると

葉桜の方を見て立ち止まっていた。

優利は分かりやすい…。

あっ惚れたな。と思ったがあえて口にはしなかった。