あの日、優利との恋の戦争が始まった……

入学式当日、俺は遅刻した。

寝坊だ。二度寝をしたらいつの間にか

学校に行く時間になっていた。

びっくりして飛び起き、猫の帽子を被って、

外へ出た。

想像通り、優利がとても怖い顔で待っていた。

まぁ、いつもの事だからとスルーした…

ら、殴られた。痛かった…。

が、ここで変に口を開くとまた殴られると思い我慢した。