あっという間に放課後。

「帰りにアユムの姉ちゃんが居るカラオケに行かね」

「俺はパスで」

アユムは即効で断った。

「相変わらずの姉嫌いか?」

苦笑しながらアキは言うと?

「おまっ、姉さんの怖さを知らないからそう言えんだよ!」

「だ~れが怖いのかな~?」

「勿論、姉さんが-・・・・・」

ゆっくりと振り返るとそこには姉が居た。

「アユム、ちょっと来なさいね~」

「ヘルプ!!?」

「「NOで!」」

「嘘だあああああああああ!!!」

姉に連行されたアユム。

「さてと、ユウはどうする?」

「そうだな・・・本屋行くかな?アキはどうする?」

「ユウに同行するぜ!」

「わかった」

ユウとアキは本屋へと向かった・・・。

一方、アユムは・・?

「それじゃあどうしてくれようかしらね~?」

「いやいやいや、何もしてないのになんで俺って手錠で繋がれてんの?!」

「ん?逃げるから」

「うわ-、普通に言ったよこの人・・・」

「じゃあ逃げたら・・・下僕ね?」

「笑顔で怖いこと言うなよ」

とりあえず、手錠は外された。

外されてすぐにアユムは聞いた。

「んで、何が目的?」

「朝・・・私を置いて行ったからイタズラしてやろって」

「ちっさ!?」

「何か問題でも?」

笑顔で言うが言う前にアイアンクローされた。

注意、アイアンクローは本当に危ないので良い子は真似をしないでください。

「ちょ、いっでええええええ!!!」

「ごめんなさいはどうしたのかしら~?」

「だ、誰が!」

手にさらに力が入る。

「ゴメンナサイ!」

ぱっと離された。

「ハイ、良く言えました」

「いつつ・・・」

「じゃ、帰ろうか?」

「へいへい・・」

溜息を付きながら姉と帰路へ着いた。