午前6:00。
ピピピッと目覚まし時計の音が一室に鳴り響く。
この一室で寝ていた者が鳴り止まない目覚まし時計に頭までかぶっていた布団から右手だけを出し、目覚まし時計を止める。
力尽きたのか手を引っ込めずにそのまま動かない。
少ししてドタドタと走ってくる足音が聞こえて来た。
バタンッとドアが勢いよく開いた。
「兄貴、遅刻するよ!?」
背中まで伸びた髪の女の子が寝ている者、兄を起こす。
「ユリ、兄は今・・・起きる為に必要なエネルギーを溜めているんだ!」
「・・・馬鹿やってるなら、お姉ちゃん呼ぶけど?」
妹のユリがそう言った途端に飛び起きる。
「お前は兄を起こす為に兄を殺す気か!?」
「さっさと起きないのが悪い」
「全く、姉さんににて乱暴者め・・・」
「何か言った?」
「別にー?」
「じゃあ早く来てよ?」
「ああ、解ってる」
「おはよー・・・」
「アユム、もう高校生なんだからちゃんとしなさいっ」
母親に朝から怒られた。
ユリはケラケラ笑いながら言う。
「やーい、怒られてやんのー!」
「母さん、姉さんはもう行った?」
ユリの言葉を無視して、姉を母に聞く。
「ああ、ユイならー?」
ガチャとドアが開く。
「呼んだ?」
「呼んでません!!」
「アユムに反抗期が来たー!!」
「どうでも良いから早く食べて学校に行きなさい」
朝食後。
「いってきまーす」
「ちょ、アユム!?」
姉よりも先に家を出る。
通学路で幼馴染みのユウと合流して学校へ。
「急な話・・・お前さ、何でお姉さんから逃げてんの?」
「ユウ、姉とは恐ろしい生物なんだよ・・・」
「意味がわからん」
そんなこんなで学校に到着。
ピピピッと目覚まし時計の音が一室に鳴り響く。
この一室で寝ていた者が鳴り止まない目覚まし時計に頭までかぶっていた布団から右手だけを出し、目覚まし時計を止める。
力尽きたのか手を引っ込めずにそのまま動かない。
少ししてドタドタと走ってくる足音が聞こえて来た。
バタンッとドアが勢いよく開いた。
「兄貴、遅刻するよ!?」
背中まで伸びた髪の女の子が寝ている者、兄を起こす。
「ユリ、兄は今・・・起きる為に必要なエネルギーを溜めているんだ!」
「・・・馬鹿やってるなら、お姉ちゃん呼ぶけど?」
妹のユリがそう言った途端に飛び起きる。
「お前は兄を起こす為に兄を殺す気か!?」
「さっさと起きないのが悪い」
「全く、姉さんににて乱暴者め・・・」
「何か言った?」
「別にー?」
「じゃあ早く来てよ?」
「ああ、解ってる」
「おはよー・・・」
「アユム、もう高校生なんだからちゃんとしなさいっ」
母親に朝から怒られた。
ユリはケラケラ笑いながら言う。
「やーい、怒られてやんのー!」
「母さん、姉さんはもう行った?」
ユリの言葉を無視して、姉を母に聞く。
「ああ、ユイならー?」
ガチャとドアが開く。
「呼んだ?」
「呼んでません!!」
「アユムに反抗期が来たー!!」
「どうでも良いから早く食べて学校に行きなさい」
朝食後。
「いってきまーす」
「ちょ、アユム!?」
姉よりも先に家を出る。
通学路で幼馴染みのユウと合流して学校へ。
「急な話・・・お前さ、何でお姉さんから逃げてんの?」
「ユウ、姉とは恐ろしい生物なんだよ・・・」
「意味がわからん」
そんなこんなで学校に到着。