クソ脳筋め。本くらい読ませろよ。
隣の席だからうるさいのは、しょうがないか。
入学式の、時間がくる。
「脳筋は…いないな?よし行くか」
辺りを見回す限りは、いない
階段を降りつつ、脳筋の言ってたの事を思い出してた。
『彼女くらいとっとと作れ』か。
彼女なんて要らねぇよ…
そもそもモテないしよ。
脳筋は、結構モテる。
本人も何故かモテているとか言ってたな
スポーツできるおとこが、好きなヤツ多いのかこれ?
とか考えて降り切った先には脳筋がいた
、泣きたい。
「よお!遅かったじゃねぇか!また本でも読んでたのか?」
汗が沢山でてるな、それでも何故かいい匂いはする。
「当たりえだ、俺は脳筋のせいで本を読みそこなったんだぞ。所でなんだ?その格好は、汗びっしょりだぞ」
タオルを差し出す。
「おお。サンキュー。お前気が利くな」
汗を拭きつつ体育館に向かった。
入学式が始まるとめんどくさい…それとうるさい。また脳筋か。
たまたま名字が同じだから、ここも隣席。何かと「オォー」とか「いい体だなぁ」とか変態発言連発してる…
「なぁ裕二あの子可愛くね?」
真面目に言うもんだから見てしまった