恋雫side


「恋雫ちゃ〜んっ」


「あっ!!海斗先輩!
今日は部活休みなんですよね?」


「そうそう!
それでさ〜恋雫ちゃんに言いたい事あるから、駅前にあるカフェで話さない?」


えええええぇ!!!
それは、浴に言う、『放課後デート』というものですかっ?!


ずっと好きだった海斗先輩と放課後デート……!


「ぜひぜひっ!!行きたいですっ!
海斗先輩と行きたいですっ!」


「あ〜あ、そんな事言って。
可愛過ぎて俺にお持ち帰りされても知らないよ?」


そ、それって……!

自惚れても良いですか?


「じゃあ、クラス行くから。
いい子に待っててね?」


「はいっ!」