「お前が死んだら俺悲しむから」

「何で?私の事知らないでしょ。放っといてよ」


「お前自分が死んでも誰も悲しま無いって思ってるだろ」


図星で何も言い返せない。


何。こいつ。

ずっと睨んでいると。

「誰かが悲しむって思っといたら死ねないだろ?」


「はい終わった」

腕をぱっと離された。

ようやく開放されたと思って心の中で喜んでいた。

でも。