言葉は心の中にしまっとく。



この方がいい。


傷つけるくらいなら。

人が悲しむ姿見たくない。




私は邑楽君を突き飛ばして走った。

いつもと変わらない帰り道。


なのに洞窟の中にいるような気がした。


真っ暗で。

独りぼっちの。