「そんな事まで気づいてくれるの...?」

「気づくよ。私を手当てしてくれた時から」


「嬉しいな」


カッターナイフで切ろうとしたりして、

思考が可笑しくなったんだな。



ふにゃっと柔らかく笑ってる。

安心してるような顔。





みんなの輪から外れて落とし穴に落ちてしまったら戻れない。