「なにいって」
「そんな女と遊んでいるからだ!わかっているのか」
「うるさい!」
「なんだと」
「この人を悪く言うのは俺が許さない!」
「潤・・・」
「この人だけが俺のピアノを弾く理由だから」
「なにいってるのあなたは」
「子供頃から俺はあんたたちの言う通りにピアノを弾いてきたでも全然楽しくなかった」
「誰のおかげで有名になれたと思ってるんだ」
「俺はこの人のために弾ければいい」
「いい加減にしろよ潤」
「拓也!」
「兄さんだろ?まったくいつから呼び捨てにできるようになったんだ?」
「お兄さん?」