「潤、遅いわね?」

コンクールが終わり一時間潤を待っている

「なにして・・・」

通路の隅に座り込んでいる潤を見つけた

「潤!」

「あ、先輩・・・」

「なにしてんの、帰るわよ」

「先輩のために優勝したかったんだけどなぁ」

「準優勝でもすごいわよ」

「はは、そうですね」