「え、えぇ?」


「どうなのかなぁ?
蒼月が「別れる」って言っても逃がさないよ??」


『うわぁ〜……怖っ!』


「亜蓮じゃなくて俺で良かったろ?
だから、付き合おう。」


サラッと告るな!!


「お前らいい加減に…「オギャー!」ッ!?」


廊下にまで聞こえる元気な産声。


『う、産まれたぁーーー!!!』


新しく産まれた命。


「朱音!」


「類…抱いてあげて?」


天空の時に見た事があるけど、
赤ちゃんって本当に小さい!!


『可愛い〜♡』


「蒼空達が守るからねぇ〜♪」


新たに産まれた私達の妹。

名前はもちろん『蒼空』と名付けられた。