『ハァ……ハァッ!!』


「あ!亜蓮〜♪」


病院に辿り着くと、
廊下にお父さん、天空、蓮斗、亜蓮が居た。


「朱音!蒼月!!」


「姉ちゃん達遅いよ!!」


『イケメン達が
チンピラに絡まれてたから助けてたの!!
もう産まれちゃった!?』


「イケメン達!?
おい!お前は俺の女だろーが!
何、助けてんだよ!!」


『い、いつアンタの女になったのよ!
助けてあげんのが優しさでしょ!?』


男のクセに小さいわね!
病院なんだから喚かないでよ!!


「……お前ら…静かにしろ。」


お、お父さんがお母さんを心配し過ぎて
ブルーになってる!!


「朱音さんとお腹の子の状態も安定してるから
もう少しで産まれるみたいだよ♪」


「良かったぁ〜♪♪」


「ところで……。
イケメン達って僕よりもイケメンだったぁ〜?」


あーらら、亜蓮の本性出ちゃいましたよ。