「ここが幹部室だ。」


ガチャ


蓮斗が扉を開くと、


ドーン!!


「ゴフッ!?」


「蓮斗〜♡
もう!中々来ないから寂しかったじゃん!!」


いきなり中から女の子が出て来て、
蓮斗に飛び付いた。


……へぇ〜…私の事好きとか言っといて
こんなに熱い抱擁するんだ。


「真綺…離れろよ。」


「えぇ〜?なんか冷たいじゃん!!
……その人達誰よ。」


蓮斗から離れてジーッと見られる。


「この双子ちゃんはなんと類さんの娘でぇ〜。
こっちは疾風さんの弟だよん♪」


「疾風さんに弟なんて居たの!?
初耳なんですけど!」


「どうも、兄貴がお世話になってました。
この人が…幹部なのか?」


良く見るとこの人凄く綺麗。
でも、綺麗の中に可愛いも入ってる感じで、


そして……


「あ!身長の事は触れないでね?
これでも気にしてるんだから!」


身長がかなり低い。
150cmあるのかな…?ってぐらい。


「私は千原 真綺 (ちはら まき)でーす!
『双神』幹部をしております!!」


『私は樺沢 朱羽です。』


「樺沢 蒼月でぇ〜す♪」


「俺は風間 颯真です。」


「これからよろしくね!

私の事は真綺って呼び捨てで良いから、
その代わり私も呼び捨てにするね✌」


こんな小さいのに『双神』幹部なんて…。
相当強いのかな?