『その「また会った」ってそうしてるのは
貴方の方だと思うんですけど?』


「こうして私が行く所に貴女が居る…。
これは運命でしょうか。」


あの、人の話聞いてますか…?


「さぁ、行きましょう。
アイツが来る前に…朱音さん。」


『生憎、私は母ではありませんから!』


カラコンを外し、元通りの私に戻る。


ガシッ!


「な!離せ!!」


「はい、大人しくしてねぇ♪」


「たく…人の女を勘違いしやがって。」


私はいつから蓮斗の女になったの!?


「お母さんに何の用ですかぁ〜!?」


蓮斗と亜蓮に捕まった黒男。


『それじゃあ、
そのフードを外して貰いますか!』


バッ!


……うん、思ってた通り。
全く知らない人ですねー!!!!