『ど、どお?』


部屋で小声で話す私と蒼月。


「うん!お母さんソックリ〜♪」


鏡に映っているのはオッドアイの私。


『カラコンしてるだけなのに似るもんだね。』


「蒼月もすれば似るのかなぁ?」


似るでしょーよ。
なんたって同じ顔なんですからね(笑)


『幸い、お母さん達はもう出勤して
天空も学校行ってるから大丈夫ね。』


「初の徒歩での登校〜♪
目的は謎の黒男捕まえだけどぉ。」


来るか分かんないけど
もし、お母さんの方に被害が出たら嫌だもん。

私達で先に手を打つ!!


『良い?
私が先に行くから蒼月は蓮斗達と居てね??』


「おねぇちゃん…。
危ないって思ったら叫んでね?

一人で解決しようとしたら駄目だからねぇ!」


心配症だなぁ〜。
紘叔父さんに鍛えて貰った事忘れてる?(笑)