蓮斗side


「おい、顔真っ赤じゃねぇーか。
ちゃんと寝…「おねぇちゃんが!危ないのぉ!!」」


「「!?」」


その必死さから俺らにも緊張が走る。


「朱羽はどこに行ったんだ?
危ないってのはどう言う事だ!?」


「蓮斗、落ち着きなってぇ!」


「蒼月の為に杏仁豆腐買いに行ったっきり
戻って来ないぃ〜…!

電話しても出ないからッ……うあーん!!」


とうとう泣き出してしまった蒼月。


「杏仁豆腐はどこに買いに行った。」


「近くのコンビニぃ!!」


コンビニ…あそこか。


「俺が探して来る…亜蓮は蒼月の側に居ろ。」


「イエッサー!!」


蒼月を亜蓮に任せ、
俺は急いでエレベーターに乗った。


蓮斗sideEND