蓮斗side


「あの二人が寝込むとか珍しいよな。」


「やっぱり双子だよねぇ!
どっちかが体調悪くなるとどっちも悪くなる♪

僕らも何度一緒に休んだか♪♪」


「ほとんどお前が寝込んだせいじゃねぇーか。」


俺らは学校サボって朱羽の家に向かってる。

光喜さんが出席とる時に休みって聞いて
様子を見に行く事にしたんだ。

因みに邪魔者の颯真には内緒でな?


「蓮斗〜。」


「あ?」


「幾ら寝込んでるからって、
朱羽を襲っちゃ駄目だからね♪」


「その言葉ソックリそのまま返してやるよ。」


ドデカいマンションが見え、車から降りる。

以前母さんから教えて貰った暗証番号で
ロックを解除し、中へ入った。


蓮斗sideEND