「ううん。大丈夫。ねえ、竜牙。デートすごく楽しかった。準備室でのキスにはびっくりしたけど嫌じゃなかった。屋上でのお昼寝は1番の思い出。」


「どうしたんだよ、突然。」

不思議そうな竜牙。

ごめんね。ほんとにごめんね。


「…なんでもないよ。じゃあね」

そういうとあたしは駆け出した。