私たちは順調に山道を下っていった。

そう…、そこまでは順調だった………。

そして私たちは一番危険で、急なところに来た。

「瑞希、大丈夫か?」

「う~ん、ギリギリ?」

わたしは小さい頃から高いところが少し苦手。

でも、それを知ってるレオンはいつも気にかけてくれる。

「ほら、手。」

「ありがとう。」

私たちは手をつないで少しずつ下りていった。

しかし、半分くらい過ぎたところで………