「あ、あの、こんな事言うのすごい変なんだけど…、メ、メアド、交換してくれないかな???」

「えっ!?」

「あ、嫌ならいいんだ。全然…」

私の携帯には、お父さんのメアドしか入っていなく、男の人と、メアドなんか交換したことない私にとっては、パニック状態だ。

でも、涼也さんはいい人そうだしいいかな…?笑

「いいですよ…べ、別に…//」

って、私は何を赤くなっているだ!!!!

あぁ、私のバカー

「!?ほ、本当に?」

「は、はい…//」

あぁ、赤いのが収まらない…

「ありがとう!!」

私がいいというと涼也さんはとても嬉しそうに笑った。

そう言って、2人で少し赤くなりながらメアドを交換しあった。

そして、ふと時計を見るともう6時を回っていた。

あ、そろそろ帰らないとな…

「あ、私…そろそろ帰りますね…?」

「えっ?あ…もうこんな時間か…」

「そうだね。俺、送ってこうか?」

「あ、いぇ!そんな…大丈夫です。ありがとうございます」

「そっか、じゃあ、バイバイ」

そう言って涼也さんは手を振ってくれた。

「今日はありがとうございました。」

そう言って2人とも帰ろうとしたら、涼也さんから、声をかけられた。

「俺じゃあ、頼りないもしれないけど話だけは聞いてあげられるから。じゃあ…」

えっ???

どういう意味だろう。

そう思いながらも私はカフェをあとにした。