「あ~、じゃあ次!!草野!!」
「はい。……」
はぁ~、めっちゃ緊張した。
でも、噛まなくてよかったわ~。
「瑞希!どうだった???」
「めっちゃ緊張した~www」
「マジか~」
私の番が終わり少し経つともう、蒼海の番がきてしまった。
「じゃ~あ次!!月島!!」
「はい!!!!」
そして、蒼海は席を立つと中学の時の話をしていた。
「月島蒼海です。中学の時は3年間バスケ部でした。身体を動かすことが好きです。1年間よろしくおねがいします。」
おぉ~、なかなか良いですな(笑)
「蒼海!?どう?、緊張した???」
「うん、メッチャね(笑)」
「へ~、蒼海でも緊張ってするんだ?(笑)」
「なにそれ!?、私だって緊張くらいしますぅ~人間ですから!!!!」
「えっ!?人間じゃなくて、猿でしょ?(笑)」
「はぁ〜?ふざけてんの!?」
「はいはい、冗談ですよ(笑)」
お~怖!?
「おい!!そこ!!うるさいぞ!!!!」
うわ!?新学期早々先生に怒られたし!!
「「す、すいませんm(._.)m」」
あぁ〜あ、入学早々イメージ悪くなったわ
「じゃあ、最後!!!割島!!」
えっ!?もう、最後まで行ったの!?早!!
「割島 凛〔ワリシマリン〕です!!女みたいな名前だけど男です♪皆、1年間よろしくー!!!!」
この人はすぐ名前が覚えられそうだ。
実は私は名前を覚えるのが大の苦手だ。
でも、凛君ならテンションが高くて、自己紹介に特長があるから、覚えてられそうだ。
それにしてもこの人、蒼海好みのひとそうだな~。
私はそう思い蒼海の方をチラッと見てみると私の予想は的中したようだった。
はは~ん、さては蒼海一目惚れしたな???
あっ!!そうだ…ニヤ