「ちょっとなにー?はあー?ふざけないでよ?
遊んであげてたのはこっちの方なのに、
今までのご飯おごってあげてたのに、
金返してよね!!」



最悪な状況…

それにしても、モジャ男の顔。
今まで見たことない冷たい顔。

そんな顔…

「知らないし。お前のこと」


「はぁ?」

………
あーもー。

「本当にすみませんでした。
あの…時間がないので、
失礼します」

女性に言い捨て、モジャ男の手を取って、
改札を出て、
とりあえずよくわからない道を走った。




何してんだろう


でもあんな顔見てらんなくて…