「私なんかで悲しくなんなくていい。
私のことはほっといて…」


「好きな人が悲しんでたら
普通悲しくなるもんだろ?

それと、俺はるいから離れたりしない。
どんなことがあってもだ。

それとるいも俺のこと避けんなよ。
約束したからな」




何を言い出すんだ…

本当…

やめて欲しい。


でも、モジャ男の悲しい顔を見たら、

そんなこと約束してない

なんて、私の口からは言えなかった。