「ほんとごめん!朝のこと、
まことから聞いた。
俺がついてればそんなことさせねぇのに!
守ってやれなくて本当にごめん。」

土下座して頭を下げて必死に謝っている…


「守ってもらう必要はない。
それにあなたは関係ない」


「…俺のせいとか言わないんだな」


「別にあなたのせいじゃない。
誰のせいでも…」


「なんで?嫌がらせされたんだろ?」


「別に…私のせいで苛立たせた。
それだけ…」

「るい…そーゆーのやめろよ。
自分で全部背負いこんで…


いや違うか。

それがるいの良いところだもんな」



真剣な表情から一変し、
悲しい表情になるモジャ男…

なんで


「なんであなたが悲しい顔をする?」


そんな顔して欲しくない。


なんで…


「るいの心の痛みを感じるから。
今るいが俺の心を汲み取ったみたいに…」